テレフォンレディに開業届は必要?26人の月収でわかる出す人と出さない人の分かれ目
テレフォンレディを続けていると、どこかで開業届という言葉に行き当たります。
税務署に出す書類だということは分かる。けれど、自分が出すべき立場なのかが分からない。検索しても出てくるのはチャットレディの記事か税理士事務所のページばかりで、声だけで働く仕事の話は書いてありません。
そこで、テレフォンレディを実際に経験した26人の月収データと、国税庁が公表している内容をつき合わせました。この記事では開業届を出したほうがいい人と出さなくていい人の線を、実数で引きます。
パートや会社の給与がある人と、給与がない人では答えが変わります。この記事は両方に分けて書きます。

私も最初は「届出」と聞いただけで身構えましたよ。でも大丈夫!月にいくら稼いでいるかで答えはほぼ決まります。読み終わるころには自分がどっちか分かりますよ!
先に、この記事で何度も出てくる5つの言葉を説明します。
- 開業届:正式には「個人事業の開廃業等届出書」。事業を始めたことを税務署に伝える1枚の紙です
- 所得:受け取った報酬から経費を引いた残りです。税金は報酬ではなく所得にかかります
- 青色申告:帳簿をきちんとつけることを条件に、税金の計算で優遇を受けられる申告のしかたです
- 分給:通話がつながっている1分あたりの報酬。ガールズチャットは64円/分、ポケットワークは73円/分(各社の公表値)
- 最低支払額:ここまで貯まらないと振り込んでもらえない、というライン。5,000円の会社が多い中、ポケットワークとビーボは1円から受け取れます
この5つが分かれば、最後まで読めます。開業届は、出さないと働けない許可証ではありません。
記事の中に出てくる「ミサキさん」「ちささん」などの名前は、調査に答えた方が使っているニックネームです。

ガールズチャットは運営17年のサイトです。分給は64円/分、メールは1通35円、最低支払額は5,000円。通話ごとの報酬とメールの報酬が明細として残るので、1年ぶんを集計するときに数字を探し回らずにすみます。
テレフォンレディの開業届とは何の書類か
開業届は、事業を始めたことを税務署に伝えるための書類です。許可をもらう申請ではありません。
正式な名前は個人事業の開廃業等届出書
国税庁のページでは「個人事業の開廃業等届出書」と書かれています。A4の紙1枚で、書く欄も多くありません。
開業届を出した人が、税法の上での個人事業主です。会社を作るわけでも、登記をするわけでもありません。
出す先は自分の住所を管轄する税務署
提出先は所轄の税務署です。自分の所轄がどこかは、国税庁のサイトに郵便番号を入れると出てきます。
テレフォンレディのサイトや事務所に出すものではないので、働いている会社側に知られることもありません。
用紙は国税庁のサイトからダウンロードできる
用紙は国税庁のサイトにPDFで置かれています。税務署の窓口にも紙が置いてあります。
プリンターがない場合は、窓口でもらってその場で書けます。e-Taxを使うなら紙は要りません。

紙が必要な人はコンビニなどでも印刷できますよ
提出期限は事業を始めた年の確定申告期限まで
国税庁のタックスアンサー No.2090 では、提出期限が「事業の開始等の事実があった日の属する年分の確定申告期限まで」と案内されています。
始めた月に慌てて出さなければならない書類ではありません。ただし、あとで触れる青色申告の申請書だけは期限が短いので、そこは分けて覚えてください。
開業届と確定申告はまったく別の手続き
ここを混ぜて考えている方が多いところです。開業届は届出、確定申告は毎年の申告で、それぞれ独立しています。
開業届を出していない状態でも、確定申告はできます。反対に、開業届を出したから申告が要るようになるわけでもありません。
テレフォンレディの報酬は給与ではない
開業届の話に入る前に、報酬の性質をそろえておきます。テレフォンレディの報酬は、給与ではありません。
分給で受け取るお金は報酬として扱われる
パートやアルバイトのように、時給で雇われて給与をもらう形ではありません。分給で計算された報酬を、業務の対価として受け取ります。
この違いは大きいところです。給与なら会社が年末調整をしてくれます。報酬は自分で集計して申告します。
雑所得になるか事業所得になるか
報酬は、雑所得か事業所得のどちらかとして申告します。国税庁は雑所得のうち副業に係るものを「業務に係る雑所得」と呼んでいます。
青色申告ができるのは、事業所得などがある人だけです。雑所得のままでは青色申告の特別控除は使えません。
分かれ目になるのは帳簿をつけているかどうか
同じ仕事でも、記録の残し方で扱いが変わります。収入と経費を帳簿につけて保存しているかどうかが見られます。
スマホのメモに振込額を書いているだけ、という状態では事業所得として通しにくくなります。
白色申告でも帳簿は必要になる
青色申告をしない人は帳簿が要らない、というのも誤解です。国税庁は「所得税及び復興特別所得税の確定申告書を提出する必要のある方は、記帳・帳簿等の保存制度の対象となります」と案内しています。
帳簿をつけるのは青色申告だけの話ではありません。どうせつけるなら青色にしたほうが得になる、という順番で考えます。
開業届より先に決まる、確定申告が要るライン
多くの方にとって、開業届より先に効いてくるのがこちらです。申告が要るかどうかは、開業届とは関係なく所得で決まります。
給与をもらっている人は所得20万円超で申告
国税庁は、給与をもらっている人のうち「各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く。)の合計額が20万円を超える人」は確定申告が必要だと案内しています。
パート先や会社から給与をもらっている方は、この20万円が最初の関門です。
20万円は報酬ではなく所得で見る
20万円は振り込まれた金額ではありません。受け取った報酬から経費を引いた残りで判定します。
分給64円のサイトで、経費を引く前の報酬が20万円になる通話時間を計算しました。
- 200,000円 ÷ 64円 = 約3,125分
- 時間になおすと 約52時間(1年ぶん)
- 月にならすと 1か月あたり約4時間20分の通話
- 分給73円のポケットワークなら 200,000 ÷ 73 = 約2,740分(約46時間)
月に4時間半ほど通話がつながれば、1年で20万円に届きます。週1回1時間の稼働でも超える水準です。
所得税の申告が要らない場合でも住民税は別
所得が20万円以下なら所得税の確定申告は要りません。ただし住民税は別の制度で、申告が必要になる場合があります。
お住まいの市区町村の案内を確かめてください。申告の要否と、開業届を出すかどうかは、まったく別の判断です。
給与がない人は所得の合計で決まる
専業主婦の方や、パートをしていない方は、給与がないぶん判定の形が変わります。1年の所得の合計で申告の要否が決まります。
この場合に効いてくるのが、あとで紹介する家内労働者等の必要経費の特例です。
26人の月収から見た、開業届を考える人の位置
ここからは実数で見ます。テレフォンレディ経験者26人が答えた、月の平均収入の分布です。
真ん中の人は月50,000円

いちばん多いのは月5万円から10万円未満の12人です。月3万円未満が7人、月3万円台から5万円未満が4人、月10万円以上は3人でした。
26人が答えた月の平均収入を低いほうから並べると、13番目と14番目がどちらも50,000円でした。ちょうど50,000円と答えた方が4人いて、そこが真ん中になります。
いちばん低い方が8,000円、いちばん高い方が200,000円です。この設問は26人全員が答えています。
年に直すといくらになるか

真ん中の人を12倍すると年600,000円です。月10万円の人で年1,200,000円、いちばん多かった月20万円の人でも年2,400,000円になります。
これは調査で聞いた年収ではなく、月の平均収入からの計算です。給与がある方なら、真ん中の人でも所得20万円は超えます。
40代でも続けている人がいる
年齢を答えたのは19人で、20歳から49歳まででした。真ん中は29歳で、いちばん上は49歳です。
とてもつながるときは1時間以上離す方もいらっしゃいますし、常連のお客様から気に入られて何度かお話しすることもありそういう時はしていて本当に良かったと感じます。逆にどんなに頑張ってもなかなかすぐにはつながらないこともあるので、そういう時こそ気長に待って待つ事も大切なんだなということを念頭に前向きにひたすらあまり深く考えないように日々しています。
出典:テレフォンレディ経験者実態調査レポート(生データ)2025年9月

ちささんは49歳で、稼働歴は2年です。声だけの仕事なので、年齢で線が引かれることはありません。
いちばん多いのは主婦とパートの人
26人の職業を数えると、いちばん多いのは主婦とパートの10人でした。
- 主婦・パート 10人
- 会社員 7人
- フリーター 3人
- 学生 1人
- そのほか(美容師・保育士・販売職など) 5人
この26人のうち21人には、給与かパート収入があります。税金の話をするときは、ここがいちばん効いてきます。
稼働歴の中央値は6ヶ月
稼働歴を答えたのは17人で、短いほうから数えて真ん中が6ヶ月でした。1年以上続けている方も6人います。
開業届を出すかどうかは、この6ヶ月を越えてから考えても提出期限には間に合います。

月5万円くらいだと、開業届はまだ急がなくて大丈夫ですよ!まずは振込の記録をスマホのフォルダ1つに集めるところからで十分です。
開業届を出すと得られる3つのもの
それでも出す人がいるのは、事業所得として申告できるようになるからです。得られるものは大きく3つです。
青色申告特別控除が使える
いちばん大きいのがこれです。国税庁が公表している金額は3段階あります。

65万円を引けるのは、複式簿記で記帳したうえで、電子帳簿保存かe-Taxによる電子申告をしている場合です。複式簿記で期限内に申告するだけなら55万円になります。
控除でいくら税金が変わるか
控除は、所得から直接引ける金額です。国税庁の速算表では、課税される所得金額が195万円以下のとき所得税の税率は5%です。
- 年の報酬 1,200,000円(月10万円の人を12倍した金額)
- 経費が 120,000円 かかったとすると、引いた残りは1,080,000円
- ここから青色申告特別控除 650,000円 を引くと 430,000円
- 税率5%の範囲なので、650,000円 × 5% = 32,500円が所得税の差
- 55万円の控除にとどまると、差は 550,000円 × 5% = 27,500円
65万円と55万円の差は、所得税で5,000円です。経費の金額は話をわかりやすくするための仮の置き方で、調査で聞いた数字ではありません。
赤字を3年間くり越せる
青色申告には純損失の繰越しと繰戻しという仕組みがあります。赤字を翌年以後3年間くり越して、黒字の年の所得から引けます。
初年度に機材を買って赤字になった場合、その赤字を次の年に持っていけます。
家族に払った給与を経費にできる
生計を一にする配偶者や15歳以上の親族が事業に専ら従事している場合、支払った給与を青色事業専従者給与として必要経費に入れられます。届け出た範囲の中での話です。
一人で働いている方には関係のない特典なので、ここは読み飛ばしてかまいません。
青色申告で65万円の控除を受けるための条件
開業届を出しただけでは、青色申告にはなりません。もう1枚、申請書が要ります。
青色申告承認申請書の期限は2か月
国税庁が案内している期限は、原則としてその年の3月15日までです。ただし1月16日以後に新たに事業を開始した場合は、その事業開始等の日から2月以内になります。
開業届は確定申告期限まで待てますが、青色申告の申請書は2か月で締まります。
1年待つと初年度の控除は使えない
ここは見落とされやすいところです。続けると決めてから開業届を出すという進め方は、提出期限の上では問題ありません。
ただし青色申告の申請書は2か月で締まるため、1年待った人は初年度の青色申告特別控除を使えません。
初年度から控除を取りにいくなら、開業届と申請書を同じ日に出します。待つか取りにいくかは、この1点で決まります。
複式簿記で記帳する
55万円と65万円の控除には、正規の簿記の原則による記帳が要ります。一般的には複式簿記です。
いまは会計ソフトが仕訳を作ってくれるので、簿記を勉強してから始める必要はありません。スマホのアプリで入力できるものもあります。
貸借対照表と損益計算書を添付する
記帳したうえで、貸借対照表と損益計算書を確定申告書に添付します。控除を受ける金額も申告書に書きます。
期限内の提出が条件なので、1日でも遅れると55万円の控除は使えません。
e-Taxか電子帳簿保存で65万円になる
55万円の要件を満たしたうえで、仕訳帳と総勘定元帳を電子帳簿保存するか、申告書類をe-Taxで送ると65万円になります。
スマホとマイナンバーカードがあればe-Taxは使えます。所得税で5,000円の差なので、ここは取りにいく価値があります。
10万円の控除だけなら条件はゆるい
複式簿記まで手が回らない場合は、10万円の青色申告特別控除があります。上の2つの要件に当てはまらない青色申告者が受けられるものです。
最初の年は10万円、慣れてきたら65万円という進み方でもかまいません。

いきなり複式簿記と言われると重いですよね。でも大丈夫!最初の年は10万円の控除だけ取って、翌年から会計ソフトを入れる人がいちばん多いですよ。

ポケットワークは分給73円/分で、この10社の中でいちばん高い数字です。同じ報酬でも通話の時間が短くてすむので、記録する回数も少なくなります。24時間365日 女性スタッフのサポートがあり、1日体験入店もできます。
開業届を出さなくていい人の3つの条件
26人のデータを見るかぎり、多くの人は出さない側に当てはまります。
月の報酬が数万円で止まっている
月5万円なら年600,000円です。青色申告で65万円を引ける準備をしても、そもそも引く所得が多くありません。
複式簿記の手間と、減る税金の額が見合わない状態です。
給与がなくて、家内労働者等の特例が使える
国税庁には家内労働者等の必要経費の特例があります。特定の相手に継続して役務を提供する人が対象で、テレフォンレディもここに当てはまる働き方です。
令和8年分は必要経費として69万円まで認められます。実際にかかった経費が69万円未満でも、69万円までは経費として計算できます。
- 必要経費として 69万円 まで認められる(令和7年分は65万円)
- 実際にかかった経費が69万円未満でも、69万円まで経費にできる
- 給与収入が69万円以上ある場合は、この特例は使えない
- 給与収入が69万円未満の場合は、69万円から給与所得控除額を引いた残りと、実際の経費の高いほうを使う
- 出典は国税庁タックスアンサー No.1810
年600,000円の報酬なら、この特例だけで所得は残りません。
ここで大事なのは、給与収入が69万円以上ある人は対象から外れることです。週4日のパートなら、たいてい69万円は超えます。
自分がどちらかは、パート先からもらう源泉徴収票の「支払金額」で確かめられます。給与がある方の進め方は、このあとのH2でまとめます。
続けるかどうかをまだ決めていない
稼働歴を答えた17人の真ん中は6ヶ月でした。半年より短くやめた方も、1年以上続けている方もいます。
提出期限は事業を始めた年の確定申告期限までなので、続くと分かってから出しても間に合う期限です。
パートや会社の給与がある人はどうすればいいか
26人のうち21人には、給与かパート収入がありました。この方たちには、特例ではなく別の道順があります。
経費は実際にかかった金額で引く
給与収入が69万円以上あると、家内労働者等の特例は使えません。そのかわり、実際にかかった経費はそのまま引けます。
開業届を出していなくても、経費を引くことはできます。雑所得でも、収入から必要経費を引いた残りが所得になります。
経費になるものの考え方
仕事に使った部分だけを経費にします。家でも使うものは、仕事で使った割合で分けて計算します。
- 通信費(スマホ代やWi-Fi代のうち、仕事で使った割合)
- イヤホンマイクやヘッドセットの代金
- スマホやパソコンの代金(金額によって扱いが変わります)
- 電気代のうち、稼働していた時間ぶん
- 振込や精算にかかった手数料
割合の決め方と、10万円以上のものの扱いは確定申告の記事にまとめています。
住民税を自分で納める手続きが会社バレ対策になる
会社員の住民税は、ふつう給与から天引きされます。副業ぶんの住民税も会社宛に通知されるため、金額の違いで気づかれることがあります。
これを避ける手続きは、確定申告書の1か所にチェックを入れるだけです。
- 確定申告書の第二表にある「住民税・事業税に関する事項」を見る
- 「給与、公的年金等以外の所得に係る住民税の徴収方法」の欄を探す
- 「自分で納付」にチェックを入れる(「特別徴収」のままだと会社に通知が行きます)
- 副業ぶんの住民税は、あとから自宅に納付書が届く
チェックを入れ忘れると、ここまでの対策がまとめて効かなくなります。
夫の年末調整で金額を書く欄がある
夫が会社に出す年末調整の書類には、配偶者の合計所得金額を書く欄があります。扶養の範囲で働いている方は、ここで金額が夫の目に触れます。
いくらまでなら影響がないかは、扶養の記事にまとめています。

パート先の給与があると特例は使えませんが、落ち込まなくて大丈夫ですよ!経費はふつうに引けますし、やることは住民税のチェック1個だけです。
開業届を出したほうがいい人の3つの条件
反対に、出しておくと差が出るケースもあります。26人の中では3人が当てはまる水準です。
月10万円を超えて1年以上続いている
月10万円なら年1,200,000円です。ここまで来ると、65万円の控除で所得税が32,500円変わる計算になります。
「仕事終わりの空き時間にテレジョブでテレフォンレディを始めました。最初は緊張しましたが、男性ユーザーは優しい方が多く、会話も楽しく続けられます。他サイトより操作が簡単で報酬もすぐ確認できるのが安心です。スキマ時間を活用して稼ぎたい方、OLや主婦の方にも向いています。顔出しなしでも収入が安定しました。」
出典:テレフォンレディ経験者実態調査レポート(生データ)2025年9月

りんさんは平均月収100,000円で、稼働歴は半年です。仕事終わりの空き時間だけでこの水準に届いています。
テレフォンレディが本業になっている
ほかに給与がない場合、報酬がそのまま1年の収入になります。金額が伸びるほど、事業所得で申告できる形を作る意味が大きくなります。
機材や通信費など経費が大きい
パソコンやヘッドセットを買った年は、経費を引く効果が大きく出ます。通信費が増えた年も同じです。
帳簿があると、実際にかかった金額のまま通しやすくなります。レシートは捨てずに残しておいてください。
開業届を出す前に確かめる3つのこと
出すと決める前に、3つだけ確かめておくと安心です。
健康保険の扶養に入っているか
協会けんぽの被扶養者の基準は、年間収入130万円未満です。判定に使われるのは収入なので、開業届そのものが扶養を外す書類ではありません。
ただし健康保険組合によって運用が違います。加入している健康保険の窓口に確かめてから出してください。
勤め先の副業の決まり
開業届は税務署に出す書類なので、勤め先に届くものではありません。それでも、副業を禁止している会社かどうかは先に確かめておきます。
就業規則は社内のポータルサイトや、総務が配っている冊子に載っています。人に聞かなくても確かめられます。
帳簿づけを1年続けられるか
青色申告の控除は、帳簿をつけ続けた人だけが受け取れます。月に1回、振込額と経費を入力する時間を作れるかどうかが分かれ目です。
続けられないと思うなら、白色のまま経費を引くほうが手間は少なくなります。
テレフォンレディの開業届の書き方
実際に書く場面で迷うのは4つの欄です。どれも1分で決まります。
職業欄に何と書くか
決まった書き方はありません。仕事の中身が分かる言葉で書きます。
- 通信業(電話での接客を伝える書き方)
- インターネットサービス業(アプリ経由の働き方を伝える書き方)
- サービス業(いちばん広い書き方)
この欄で税額が変わるわけではありません。家族に見られたくない方は、広い言葉を選んでも問題ありません。
屋号は空欄でもよい
屋号はお店の名前にあたる欄です。個人で受けている仕事なら、空欄のまま出せます。
所得の種類は事業所得を選ぶ
青色申告を考えているなら、所得の種類は事業所得です。青色申告特別控除が使えるのは事業所得などがある人だからです。
開業日をいつにするか
初めて報酬が発生した日を書くのが素直です。登録した日でも、初めて通話した日でもかまいません。
青色申告の申請書は事業開始等の日から2月以内なので、開業日を決めると申請書の期限も決まります。
提出の方法は3つ
- e-Tax(スマホとマイナンバーカードで完結する)
- 郵送(控えを返してもらう場合は返信用封筒を入れる)
- 税務署の窓口(その場で控えに受付印をもらえる)
控えは、あとで収入を証明する場面で使うことがあります。どの方法でも控えは手元に残しておきます。

職業欄でつまずく人がすごく多いです!でも大丈夫、サービス業でまったく問題ありませんよ。悩む時間がもったいないです!!
開業届を出すと家族や会社に知られるのか
ここがいちばん心配されるところです。開業届そのものから知られる流れはありません。
開業届は税務署に出す書類
提出先は所轄の税務署です。勤め先や家族に写しが送られる仕組みではありません。
きっかけになるのは住民税と振込の表記
会社に気づかれるきっかけは、住民税の金額です。確定申告書の第二表で「自分で納付」にチェックを入れておきます。
家族に気づかれるきっかけは通帳の表記です。振込名義はサイトによって違うので、登録前に確かめておきます。
通話では本名も電話番号も伝わらない
通話はサイトやアプリを経由します。こちらの電話番号がそのまま相手に表示される仕組みではありません。
開業届と身バレは、まったく別の話です。心配の中身を分けて考えると、対策も分かれます。
1年目の記録が残るテレフォンレディサイトの選び方
開業届を出すかどうかは、1年の数字がそろってから決まります。その1年の記録が残る形で働けるかどうかで、あとの手間が変わります。
報酬の明細が残るサイトを選ぶ
通話ごとの報酬とメールの報酬が、サイトの中で確認できる作りかどうかを見ます。明細が残っていれば、年末に集計するときの手間が変わります。
最低支払額が高いと収入の年がずれる
最低支払額が高いと、そこまで貯まるまで振込がありません。12月に貯まりきらなかったぶんは、翌年の入金になります。
ポケットワークとビーボは最低支払額1円です。少額でも年内に受け取れるので、その年の収入がその年のうちに確定します。
- ビーボ 最低支払額1円(分給60円/分・メール32円)
- ポケットワーク 最低支払額1円(分給73円/分・メール32円)
- テレジョブ 24時間365日いつでも即時入金(1分〜1分30秒ごとに最大50円)
- クレア 最低支払額5,000円(着信53円/分・メール40円)
- グラン 最低支払額5,000円(着信55円/分・メール40円)
- エンジェルトーク 最低支払額5,000円(分給45円/分)
- ガールズチャット 最低支払額5,500円(分給64円/分・メール35円)

最初の1年は、少額でも受け取れるビーボがおすすめですよ!年をまたいで持ち越すと、どっちの年の収入か分からなくなりますからね!
掛け持ちしているなら合計で数える
2社以上で働いている場合、報酬は合計して判定します。1社ずつが少額でも、合わせると20万円を超えることがあります。
明細を出せるサイトでそろえておくと、合計を出すのが楽になります。
登録に必要なのは身分証とスマホだけです。手順はこちらにまとめています。
テレフォンレディの開業届についてよくある質問
開業届まわりでよく聞かれる質問をまとめました。
Q. 開業届を出さないと働けませんか?
開業届は許可をもらう申請ではなく、事業を始めたことを税務署に伝える届出です。出していない状態でも働けますし、確定申告もできます。
Q. 出さないとどうなりますか?
開業届を出していなくても、雑所得として確定申告をすれば申告の義務は果たせます。気にすべきなのは開業届よりも、申告そのものをしないことです。
Q. 用紙はどこでもらえますか?
国税庁のサイトからPDFをダウンロードできます。税務署の窓口にも紙が置いてあるので、その場で書いて出すこともできます。
Q. パートをしていると特例は使えないのですか?
家内労働者等の必要経費の特例は、給与収入が69万円以上あると使えません。そのかわり、実際にかかった経費はそのまま引けます。
Q. 2つのサイトで働いています。合算しますか?
合算します。1社ずつの報酬が少額でも、合計した所得で申告の要否が決まります。
Q. 所得20万円以下なら何もしなくていいですか?
所得税の確定申告は不要です。ただし住民税は別の制度なので、お住まいの市区町村の案内を確かめてください。
Q. 会社にバレませんか?
開業届の提出先は税務署なので、勤め先に届く書類ではありません。確定申告書の第二表で「自分で納付」にチェックを入れておいてください。
Q. 青色申告承認申請書も一緒に出せますか?
同じ日に出せます。青色申告の申請書は事業開始等の日から2月以内なので、2枚まとめて出すほうが期限を逃しません。
Q. スマホだけで帳簿はつけられますか?
スマホのアプリで入力できる会計ソフトがあります。e-Taxもスマホとマイナンバーカードで使えるので、パソコンがなくても進められます。
Q. 40代や50代でも稼げますか?
年齢を答えた19人のうち、いちばん上は49歳でした。この方は2年続けています。声だけの仕事なので、年齢で線が引かれることはありません。
Q. 開業届を出したのにやめてしまったらどうなりますか?
同じ用紙が廃業の届出も兼ねています。稼働歴を答えた17人の真ん中は6ヶ月なので、途中でやめる方は少なくありません。
Q. 事務所に通勤している場合はどうなりますか?
通勤でも在宅でも、報酬として受け取る点は変わりません。どちらの働き方でも、開業届の考え方は同じです。
Q. 開業届の控えは何に使いますか?
収入を証明する場面で求められることがあります。窓口に出すなら受付印をもらい、郵送なら返信用封筒を入れておいてください。
Q. 26人はどれくらい稼いでいましたか?
月の平均収入は真ん中の人が50,000円で、10万円以上だったのは3人でした。いちばん低い方が8,000円、いちばん高い方が200,000円です。
開業届は義務ではなく、稼ぎが増えたときの選択肢
テレフォンレディ経験者26人の月収と、国税庁が公表している内容を並べて見えたのは、多くの人はまだ出す段階ではないということでした。
- 開業届の正式名称は個人事業の開廃業等届出書。提出先は所轄の税務署
- 提出期限は事業を始めた年の確定申告期限まで。始めてすぐ出す書類ではない
- 給与がある人は、所得20万円超で確定申告が必要。分給64円なら年52時間の通話で届く
- 26人の月の平均収入は真ん中が50,000円。12倍して年600,000円
- 給与がない人は、家内労働者等の特例69万円だけで所得が残らないことが多い
- 給与が69万円以上ある人は特例が使えないかわりに、実際の経費をそのまま引く
- 月10万円を超えて続いている人は、65万円の控除で所得税が32,500円変わる
- 青色申告の申請書は事業開始等の日から2月以内。1年待つと初年度は使えない

今日ぜんぶ決めなくて大丈夫ですよ!まずは振込の記録を残すところから。月10万円が見えてきたら、そのとき2枚まとめて出しましょう!

クレアは運営18年で、分給は着信53円/分(自分から発信すると73円/分)です。メールは1通40円なので、通話が少なかった月も報酬の記録が途切れません。最低支払額は5,000円で、姉妹サイトのグランとキャンディトークへ1回の登録で移動できます。

