テレフォンレディの青色申告は得?開業届のあとの手続きと65万円控除の条件【経験者26人調査】
テレフォンレディで青色申告をすると、条件をそろえれば所得から最大65万円を差し引けます。所得が65万円を超える人なら、白色申告より税金が年に約97,500円軽くなる計算です(所得税5%と住民税10%で計算)。
ただし青色申告ができるのは、テレフォンレディの報酬を事業所得として申告する人だけです。 副業の雑所得のままでは使えません。
この記事は、開業届を出したあとの手続きに絞って紹介します。テレフォンレディ経験者26人の月の収入から、65万円の控除が効く人がどれくらいいるかも数えました。26人は全般について聞いた10件とサイト別に聞いた16件の合計で、両方に答えた方もいるので数は件で書きます。
- 青色申告は事業所得の人だけ。開業届のあとに青色申告承認申請書を出す
- 控除は65万円・55万円・10万円の3段階。65万円は複式簿記とe-Taxが条件
- 26件の年の報酬(経費を引く前)で65万円を超えたのは11件。月5万円の人でも10万円の控除よりずっと多く引ける
- 申請書を出しても会社や家族に連絡は行かない。気をつけるのは住民税

開業届を出したら次は青色申告、と聞くと身構えますよね。大丈夫!やることは申請書1枚と毎月の記帳で、記帳は会計アプリにまかせればぐっと楽になりますよ。
この記事でよく出てくる言葉を先に説明します。
- 青色申告は、帳簿をつける約束をする代わりに控除などの特典を受けられる申告のしかた。そうでない申告を白色申告と呼びます
- 事業所得は、仕事として続けている人の所得。帳簿をつけて保存しているかが分かれ目になります
- 複式簿記は、お金の出入りを「どこから来てどこへ行ったか」の2つの面で記録する書き方。会計アプリが自動で組んでくれます
- 最低支払額は、報酬がこの金額まで貯まると振り込まれるライン。サイトごとに違います

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テレフォンレディが青色申告できるのは事業所得の人だけ
国税庁のタックスアンサー No.2070 では、青色申告できる人を不動産所得・事業所得・山林所得のある人としています。テレフォンレディで当てはまるのは事業所得だけです。
副業の雑所得では青色申告できない
本業のかたわらで少し稼いでいる人は、報酬を雑所得として申告するのが一般的です。雑所得は青色申告の対象に入っていません。
青色申告をしたいなら、テレフォンレディを事業として続けていることが前提になります。
事業所得として通るかは帳簿で決まる
同じ仕事でも、収入と経費を帳簿につけて保存しているかが見られます。振込額をメモしているだけの状態では、事業所得として通しにくくなります。
会社員やパートの副業でも、これから続けるつもりで開業届を出し、収入と経費を帳簿につけて保存していれば事業所得として申告できます。月の金額より、続ける気があって記録を残しているかで考えてください。
開業届を出すかどうかは別の記事で
開業届を出すべきかの判断や書き方は、開業届の記事にまとめています。この記事は、出したあとに青色申告へ進む人向けです。
青色申告の控除は65万円・55万円・10万円の3段階
青色申告特別控除は、どこまで条件をそろえたかで金額が変わります。同じ青色申告でも、65万円と10万円では効き目が6倍以上ちがいます。
- 65万円は、55万円の条件に加えてe-Taxで申告するか、帳簿を電子帳簿保存で備え付ける
- 55万円は、複式簿記で記帳し、貸借対照表と損益計算書を付けて3月15日までに申告する
- 10万円は、上の条件に当てはまらない青色申告の人
65万円はe-Taxで出せばいい
55万円と65万円のちがいは、提出のしかただけです。紙で出すと55万円、e-Taxで送ると65万円になります。
e-Taxはスマホからでも送れるので、65万円を狙うなら紙で出す理由はありません。 ただし決算書を画像で送る形は認められていません。
期限に遅れると10万円に下がる
55万円と65万円は、期限内に申告することが条件です。3月15日をすぎると、帳簿がきちんとしていても控除は10万円になります。
2月中に申告を終わらせる段取りにしておくと、期限ぎりぎりで慌てずにすみます。
10万円なら帳簿はかんたんな形でいい
10万円の控除は、複式簿記でなくても受けられます。No.2070 では、現金出納帳や経費帳などをそろえるかんたんな記帳でもよいとされています。

私は最初の年は10万円で出して、2年目から会計アプリで65万円にしました。アプリが仕訳を組んでくれるので、思ったより手間は増えませんでしたよ!
26人の月の収入で見る、65万円の控除が効く人
控除は所得から引くものなので、所得が少ない人ほど使い切れません。テレフォンレディ経験者26人が答えたふだんの月の収入を12倍して、1年の報酬に直してみました。

経費を引く前の1年の報酬で見ると、65万円を超えたのは26件中11件でした。 20万円超〜65万円が9件、20万円以下が6件です。
真ん中の人は月50,000円で1年60万円
26件の月の収入を並べると、真ん中は50,000円でした。ちょうど50,000円と答えた方が4人いて、そこが真ん中です。
1年なら60万円です。経費が3万円なら所得は57万円で、65万円の控除は所得の57万円までしか引けません。それでも10万円の控除より47万円多く引けるので、税金は年に約70,500円軽くなります。
月10万円の人は65万円の控除がまるごと効く
「仕事終わりの空き時間にテレジョブでテレフォンレディを始めました。最初は緊張しましたが、男性ユーザーは優しい方が多く、会話も楽しく続けられます。他サイトより操作が簡単で報酬もすぐ確認できるのが安心です。スキマ時間を活用して稼ぎたい方、OLや主婦の方にも向いています。顔出しなしでも収入が安定しました。」
出典:テレフォンレディ経験者実態調査レポート(生データ)2025年9月

りんさんのふだんの月の収入は10万円で、1年なら120万円です。この金額なら65万円の控除をまるごと使えます。「報酬もすぐ確認できる」という点も、毎月の記帳では助かるところです。
月5万円前後のパートの人の場合
エンジェルトークは、登録から仕事開始までがスムーズで、初心者でも安心してスタートできました。テレフォンレディとしては在宅で隙間時間に働けるのが大きな魅力です。待機中も思ったより電話が入りやすく、リピーターさんとの会話も楽しく続けられました。サポート体制も整っていて、困ったときにすぐ相談できるのが安心でした。
出典:テレフォンレディ経験者実態調査レポート(生データ)2025年9月

kaー子さんはパートをしながら、ふだんの月は50,000円でした。1年60万円の位置です。パートの給与には控除が効きませんが、テレフォンレディの所得には上の計算と同じ形で効きます。
青色申告で税金がいくら軽くなるか計算した
控除の金額に税率をかけると、実際に軽くなる税金がわかります。所得税5%と住民税10%で計算すると、65万円の控除で年に約97,500円です。
- 所得税は5%(国税庁 No.2260。課税所得195万円以下の人の税率)
- 住民税の所得割は10%で計算
- テレフォンレディの所得が65万円より多い人の場合
65万円の控除で約97,500円
- 所得税 65万円×5%=32,500円
- 住民税 65万円×10%=65,000円
- 合わせて97,500円(月に直すと約8,100円)
10万円の控除だと15,000円
- 所得税 10万円×5%=5,000円
- 住民税 10万円×10%=10,000円
- 合わせて15,000円
65万円と10万円の差は、1年で82,500円です。 月10万円の人なら、会計アプリの年額を払っても十分に元が取れます。
会社員で税率が10%の人はもっと大きい
課税所得195万円以下で計算しましたが、本業の給与と合わせて税率が10%になる人もいます。所得税10%と住民税10%なら、65万円の控除で130,000円、10万円の控除で20,000円です。差は年110,000円まで広がります。
自分の税率を細かく調べなくても大丈夫です。e-Taxの作成画面に源泉徴収票の数字を入れれば、税額は自動で計算されます。

8万円ちょっとの差って、分給60円で計算すると通話23時間ぶんくらいなんですよね。e-Taxで出すだけでそれが浮くなら、やらない手はないですよ!

ファムは主婦向けのサイトで、音声通話の分給は51〜54円/分です。パートのない日の夜に短く入る形でも続けやすくなっています。
青色申告承認申請書の出し方と期限
青色申告は、税務署に承認申請書を出してはじめて使えます。出し忘れると、その年は白色申告になります。
今年1月16日以後に始めたなら開始日から2か月以内
No.2070 では、その年の1月16日以後に新しく業務を始めた人は、始めた日から2か月以内に出すとされています。今年始めたばかりの人はこちらです。開業届と一緒に出すと忘れません。
去年以前から続けている人は3月15日まで
去年より前からテレフォンレディを続けている人は、青色申告にしたい年の3月15日までに出します。その期限をすぎたら、その年は白色申告で出して翌年分から青色にします。
e-Taxかスマホで出せる
申請書は税務署の窓口・郵送・e-Taxのどれでも出せます。e-Taxで出すと控えの保存も楽です。
書く欄で迷うのは2つだけ
- 事業の種類は「通話業務の請負」などと書けば十分。サイト名は書かなくてかまいません
- 簿記の方式は、65万円を狙うなら「複式簿記」に印をつけます

申請書はA4の1枚で、10分もあれば書けますよ。開業届と同じ日に出してしまうのがいちばん楽です!
テレフォンレディの帳簿のつけ方
テレフォンレディの帳簿は、ほかの仕事よりずっと単純です。売上はサイトからの振込だけで、経費の種類も少ないからです。
売上は振込ごとに1行
サイトから報酬が振り込まれたら、その日付と金額とサイト名を1行書きます。振込手数料が引かれる会社なら、引かれる前の金額を売上にして、手数料は経費にします。
経費にしやすいもの
- 通話に使うイヤホンやマイク
- スマホの通信費のうち仕事に使った分
- 振込手数料
- 会計アプリの利用料
スマホ代のように私用と分けられないものは、使った時間の割合で按分します。割合の決め方をメモに残しておくと、聞かれたときに説明できます。
会計アプリなら複式簿記を意識しなくていい
複式簿記と聞くと難しそうですが、会計アプリに日付と金額を入れれば仕訳は自動で組まれます。年末には貸借対照表と損益計算書もそのまま出せます。
帳簿と明細は7年とっておく
No.2070 では、帳簿は原則7年保存とされています。サイトのマイページの報酬明細は、退会すると見られなくなることがあります。毎月スクリーンショットを撮っておくと安心です。
掛け持ちしているときの売上のまとめ方
2つ以上のサイトで働いている人も、帳簿は1冊でかまいません。すべてのサイトの報酬を合わせたものが、1年の売上です。
サイトごとに締め日と振込日が違う
最低支払額はサイトによって違います。たとえばビーボは1円から、モコムは6,050円からです。
ふだんは振込の日で1行書けば十分です。 12月に稼いだ分が1月に振り込まれたときだけ、マイページの報酬明細で12月分と確かめて12月31日の売上にします。
どのサイトの報酬も同じ事業の売上
サイトごとに別の事業として申告する必要はありません。テレフォンレディという1つの事業の売上として、合計して書きます。
青色申告のほかの特典は赤字のくり越し
控除のほかにも、青色申告にはいくつか特典があります。テレフォンレディで関係しそうなのは赤字のくり越しです。
赤字は3年間くり越せる
No.2070 では、事業で出た赤字を翌年以後3年間くり越して、各年の所得から差し引けるとされています。
機材を買った年や、始めたばかりで報酬が少なかった年に赤字が出ても、翌年の黒字と相殺できます。
家族に払う給与の特典はほとんど使わない
青色事業専従者給与という、家族に払った給与を経費にできる特典もあります。ただテレフォンレディは1人でする仕事なので、使う場面はほとんどありません。
青色申告にしないほうがいいテレフォンレディ
青色申告が得になるのは、所得がある程度ある人です。帳簿を1年続ける自信がないなら、白色申告のままでもかまいません。
1年の所得が数十万円に届かない人
月1万円ほどなら1年12万円で、10万円の控除でもほとんど引けてしまいます。複式簿記の手間をかける意味は小さくなります。26件の年の報酬でも、20万円以下が6件ありました。
続けるかどうかまだ決めていない人
承認を受けると、やめるときにも届け出が要ります。始めて数か月なら、半年ほど様子を見てから決めても遅くありません。
夫の扶養に入っている主婦は健康保険の扶養を先に確かめる
夫の税金の扶養(配偶者控除)は妻の所得で見るので、青色申告の控除で所得が下がると扶養の線の内側に入りやすくなります。ここは主婦にとって得になる面です。
ただし健康保険の扶養は、控除を引く前の収入で見る保険組合もあり、組合ごとに見方が違います。扶養の線と金額は扶養の記事で計算しています。

私のまわりでも、月1万円くらいのうちは白色でいいやって人が多いです。月5万円を超えてきたら、青色にするとぐっと得になりますよ!
青色申告にしたら家族や会社に知られるか
青色申告承認申請書は税務署に出す書類で、会社や家族に連絡が行くことはありません。知られるきっかけになりやすいのは住民税のほうです。
住民税は第二表で自分で納付を選ぶ
確定申告書の第二表に「住民税・事業税に関する事項」の欄があります。給与以外の所得の住民税を「自分で納付」にチェックすると、副業の分を自分で払う形を選べます。
市区町村によっては希望が通らないこともあります。 5月に会社へ通知が届く前に、住民税の担当課へ電話で聞けば教えてもらえます。
屋号を付けるなら仕事がわからない名前に
申請書の屋号は空欄でかまいません。付けるなら、テレフォンレディとわからない名前にしておくと、通帳や書類を見られても気になりません。
テレフォンレディの青色申告でよくある質問
青色申告を考えている人からよく聞かれることをまとめました。
Q. 開業届を出さずに青色申告だけできますか?
青色申告は事業所得の人のための制度です。事業として続けているなら開業届も出すのが自然なので、2枚を同じ日に出すのがおすすめです。
Q. 申請書を出し忘れた年はどうなりますか?
その年は白色申告になります。翌年の3月15日までに出せば、翌年分から青色申告にできます。
Q. 紙で出すと控除はいくらですか?
複式簿記で期限内なら55万円です。65万円にするにはe-Taxで送るか、帳簿を電子帳簿保存にします。
Q. 報酬が少ない年は65万円まるごと引けますか?
所得が65万円より少なければ、使い切れない分が出ます。マイナスにはなりません。
Q. パートの給与にも青色申告の控除は使えますか?
使えません。控除はテレフォンレディの事業所得から引くものです。パートの給与はいつもどおり年末調整で精算します。
Q. インボイスの登録も必要になりますか?
青色申告とインボイスは別の手続きです。青色申告にしたからといって登録が必要になるわけではありません。
Q. 帳簿はスマホだけでつけられますか?
つけられます。会計アプリならスマホで入力して、そのままe-Taxで申告まで終えられます。
青色申告は月の報酬が増えてから選べば十分
テレフォンレディの青色申告は、事業所得として帳簿をつけ、e-Taxで期限内に出せば65万円の控除になります。
- 青色申告は事業所得の人だけ。雑所得のままでは使えない
- 控除は65万円・55万円・10万円。65万円は複式簿記とe-Taxで期限内
- 申請書は開始日から2か月以内か、その年の3月15日まで
- 26件の年の報酬で65万円超は11件。真ん中は月50,000円で1年60万円
- 65万円と10万円の差は年82,500円(所得税5%と住民税10%で計算)

青色申告は、稼ぎが増えてきた人へのごほうびみたいな制度です。月の報酬が伸びてきたら、開業届と申請書を同じ日に出してみてくださいね!
どのサイトで始めるか迷っている方は、テレフォンレディの窓口のトップページでおすすめ10選を比べられます。

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